はじめての写経

仏教に親しむというよりも、近づく・理解するといったほうが良いのかもしれませんが、「写経」が注目されています。
写真の本は平成19年の1~2月にNHK教育テレビで放送された「NHK趣味悠々・はじめての写経」のテキストです。
講師は仏教思想家の

「ひろさちや氏」と書家の「三藤観映氏」が務めています。

「写経」とは、文字通り「仏教経典」すなわち「お経」を書き写すこと。
どんな「お経」でもいいのですが、このテキストでは、日本人に一番親しまれている「般若心経」が題材です。

ひろさちや氏は巻頭で「『写経』はもともとは奈良時代に僧侶の修行のひとつとして始まったものですが、その後時代を経るにつれて信仰のために行われるようになり、現在では心を癒す趣味のひとつとして広く浸透しています」・・・と。
まずは、軽い気持ちで始められそうです。

「写経にふれよう」から「仕上げよう」まで、8回に分けて懇切丁寧に教えてくれています。
もともと、この手のテキストは大判(A4判)なので、お手本が見やすくていいですね。
とじ込み付録で「般若心経・下敷き手本」が付いています。

**「はじめての写経」 日本放送出版協会 A4判 118ページ ¥1000-税別



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